配られた楽譜を初めて吹くときの4ステップ

どうも、AKIです。

私が所属している吹奏楽団では、次の演奏会に向けて、新しい楽譜が続々と配られ始めました。

普段はあまり意識していなかったのですが、

手にした楽譜をどう練習し始めるか

ということについて、今まで教わってきたり、自分なりに試行錯誤してきたことがあるな、と気づきました。

そこで今回は、楽譜を手にしてから初めて吹くときにやっていることを整理してみました。

なお、譜面を吹き始める前、譜読みの段階でのポイントは、たとえばこちらで簡潔にまとめられています。

譜読みが圧倒的にスムーズになる9つの手順|GONLOG

スラーで吹いてみる

まず、楽譜の音やリズムを譜読みで整理したら、全曲通して吹いてみます。

そのとき、音と音の間ではタンギングせず、スラーで吹きます

頭打ちや裏打ちなど、休符をはさんで音が連続するときは、音の長さを伸ばして休符をなくしたり、同じ音で休符を埋めたりします。

同じ音が続くときは、なめらかに聞こえるようにソフトにタンギングします。

音量は、大きすぎず小さすぎず、楽に吹けるくらいにします。

テンポは、原曲と違ってもかまいませんが、メトロノームなどをかけて一定にします。

スラーで吹く目的

スラーで吹く目的は、

●それぞれの音がどれくらいの音価(音の長さ)を持っているかを把握するため

●隣り合う音どうしの跳躍の幅や息の抵抗感の違い、吹きにくい音の並びなどを確認するため

です。

テンポが速くてリズミカルな曲やマーチなどは特に、音を一つ一つはっきりさせようとしすぎて細切れになり、音楽の流れがなくなってしまうことがあります。

これを防ぐために、はじめはスラーで、

一つ一つの音の長さはどれくらいか?

フレーズはどこからどこまでで、どこが山場か?

などを意識しながら吹きます。

テヌートで吹いてみる

次に、音の変わり目でタンギングをします(楽譜にスラーがあるところはスラーのまま)。

しかし、一つ一つの音の終わりは減衰させずに伸ばしたまま。

つまり、テヌートで吹きます

目的はスラーと同じです。

スラーで流れを確認したら、実際の曲と同じようにタンギングをつける、というイメージです。

吹きにくいところを集中して練習

ここまでの二種類の吹き方がスムーズにできたところは、テンポを原曲に近づけていったり、音型をつけていったりします。

一方、スラーやテヌートの段階で、

●指が難しくて回らない

●特定の音に移るときに抵抗を感じる

など、吹きにくいと感じたところ

こういったところは、テンポを上げたり音型を変えたりする前に対策しておいたほうがよいと思います。

たとえば、

●8分音符など細かい音符が連続するところは、付点のリズムに変えてみる

(参考: ピアノ練習講座2 弾けないフレーズの練習方法

●吹きにくい音の並びを取り出して、スラーで行き来する

などの練習をしてから、テンポや音型を実際の曲に近づけていきます。

ピッチはピアノで確認

音の並びが複雑だなと感じた箇所。

それから、しばらく練習を進めて、音程(ピッチ)がよくないと指摘されたところ。

このような部分は、ピアノで弾いて本来はどういうピッチなのかを確認してみます。

ピアノの音を聴くことのほかに、ピアノと一緒に歌ってみたり、マウスピースで一緒に吹いてみるのもよいです。

これにより、自分の中でも正しいピッチや音程で曲が再現できるようになります。

おわりに

今回紹介したステップはどれも、

楽譜に忠実に演奏する

というところにつながります。

●音価やフレーズ感を意識すること

●細かい部分もごまかさずに演奏すること

●自分の中に音程をもっていること

これらのことは、楽譜をある程度吹けるようになってからやろうとしても大変です。

楽譜を手にした段階から意識することで、確実に身につきますよ。

それでは。

 
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