チューバ初心者におすすめの教則本「朝練テューバ」

どうも、AKIです。

チューバを初めて間もない、中高生の吹奏楽部のあなた。

どんな教則本を使っていますか?

私も、何冊も語れるほどやり込んできたわけではありませんが、

高校で出会った「朝練テューバ」という教則本に、

チューバの基礎練習や演奏にとって大事なことが書かれていたので、

ぜひご紹介したいと思い、記事を書きました。

「練習の前に」

私は中学からチューバを始めたのですが、

この「朝練テューバ」に出会ったのは高校の吹奏楽部でした。

蔵書として部室に置かれていたものを、入部直後に手に取ってみたのです。

朝練テューバ 毎日の基礎練習30分(渡辺功 著)

ページを開いてすぐ、「練習の前に」に、こんな一節がありました。

初心者は、まず呼吸法や音出しを重点的にやると良いでしょう。

この音出しで「良い音」を出せるようにならないと、

いくら難しいパッセージを吹いたって、

誰も良い音楽だね、なんて言ってくれません。

それよりも、良い音でFの全音符(原文では楽譜表記)をブーンと吹けたら、

「良い音だねー、これから音楽が始まるんだねー」と言ってくれます。

全ては最初に良い音ありき、です。

それまで、

「いかに楽譜をちゃんと再現できるか?」

「難しい楽譜を吹けるようになるか?」

を考えていた私は、

出す音の質を追求する」というこの一節に感銘を受けたのを覚えています。

それ以降、良い音を追求すること、

それを演奏にも活かすこと、を意識するようになりました。

各章の内容

この「練習の前に」の後は、次のような章立てになっています。

1 呼吸法

2 音出し

3 タンギング

4 リップスラー

5 ロングトーン

6 音階

7 インターバル

8 ブレス・コントロール

実際のところ、高校の2年間(3年頭で引退の高校でした)では、

「5 ロングトーン」くらいまでしか手が回りませんでした。

それでも、この教則本の中では、

全ては良い音ありき」という考え方が至るところに出てきます。

たとえば、「2 音出し」では、

「音がのびない人は、音の長さを2分音符にして良いですから、

長さのために音質を犠牲にしないでください。」と書かれています

(過去記事のロングトーンをより効果的に行うために心がけたいこと

でも同じようなことを書いていますね)。

ですので、書かれている内容を読みながら進めることで、

良い音に対する意識を向けられるようになっています。

それから、「4 リップスラー」に書かれている、

他人の指・フィンガリング」も、

斬新かつ効果のある練習アイデアでした

(詳しくは実際の本を参照してください)。

おわりに

「練習の前に」の最後には、このような文もあります。

さっき、偉そうに「最初に良い音ありき」なんて書いたけど、

本当は「最初に音楽ありき」だね。

音楽をするために、美しいスラー、ピタッと決まるタンギング、

リズム、正しい音程を練習するのであって、

人を驚かすための速いリップトリルやタンギングであってはならないんだ。

訓練として、本文ではそういった精神的なことには触れていないけど、

なぜこんなことをしなくっちゃならないの?って思ったら、

全ては音楽を表現するため、と思ってください。

教則本は、ともすれば退屈な練習になりがちですが、

すべては良い音のため、そして良い音楽のためなんですね。

高校を卒業してからもう10年以上経ちますが、

「最初に良い音ありき」の一文がずっと頭に残っており、この記事の着想に至りました。

そして、記事を書くにあたり、今回改めてこの「朝練テューバ」を購入しました。

昔の新鮮な気持ちを思い出しながら、

また、かつては着手できなかった音階やインターバルにも手を出しつつ、

この教則本に取り組んでみたいと思います。

それでは。

シェアする

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。