どうも、AKIです。
吹奏楽やオーケストラでチューバを吹いていると、
楽器紹介をする機会もあるかと思います。
でも、たとえば、
●トランペットが「トランペット吹きの休日」や「鳩と少年」
●クラリネットが「クラリネットをこわしちゃった」
など、楽器ごとの定番曲をある程度持っているのに対して、
チューバにはなかなかそういう定番曲がないですよね…。
今回は、チューバができる楽器紹介のアイデアとして、
4つのパターンをご紹介したいと思います。
低音の魅力を伝える
チューバの最大の特徴は、音の低さ。
オーケストラの金管楽器を、また吹奏楽ではバンド全体をも支える低音楽器です。
この低音の魅力を伝えられるような曲を選びます。
チューバに限らず低音楽器全般ですが、童謡の「ぞうさん」はよく使われます。
この動画の方は、演奏だけでなく、子供たちへの魅せ方もうまいですね!
また、ペダルトーンが得意であればどんどん盛り込むのもアリです。
私は、この「ぞうさん」を、
一回目は普通の音域、二回目はオクターブ下のペダルトーンで演奏したことがあります。
動きで魅せる
ご存じの通り、チューバは長さ1m近くにもなる大きな楽器です。
立って動きながら吹くだけでも、インパクトは大きいです。
立奏ができそうであれば、チャレンジしてみる価値はあると思います。
たとえば、ラジオ体操をやったり…
「ようかい体操第一」など、そのとき流行りのダンスを取り入れたり…
チューバが複数人いたり、ユーフォニウムと一緒に楽器紹介をやるなら、
EXILEの「チューチュートレイン」を吹きながら踊ったり…
(動画はありません)
いろいろパターンは考えられます。
ここで紹介した動画はかなり高クオリティですし、練習も重ねておられるでしょう。
上にも書いた通り、チューバが吹きながら動くだけでもインパクトは大きいです。
無理のない範囲で、試してみてください。
そして、くれぐれも転んだり楽器をぶつけたりしないよう、お気をつけて…(^^;
テクニックを披露する
テクニックに富んだ曲を選ぶのもよいと思います。
「低音楽器でもこれだけできる!」というのを見せられたらいいですよね。
私は過去に、チューバ二人で「スケーターズ・ワルツ」を演奏しました。
下の動画の1:09から、メロディーと伴奏に分かれて吹きました。
そして、1:45から、八分音符を一人ずつ交互に吹いて、曲通りに聞こえるようにしました
(参考にしたいけれどわかりにくい、という場合はご連絡ください(^^;)。
お客さまに喜んでもらえる曲を考える
これは上に書いた3パターンにも当てはまる部分がありますが、
その場のお客さまの好みに合わせた曲を考えます。
たとえば、私がかつて、演奏旅行で日本各地を回ったときには、
その土地の民謡や市町村歌、有名なCMソングなどをあらかじめ調べておいて、
メロディー(複数人入れば伴奏も)をチューバで演奏しました。
ふだん耳なじみのある曲や、地元の曲ということで、お客さまにも喜んでいただけました。
また、それを低音楽器のチューバが演奏する、という意外性もウケたようです。
おわりに
チューバの楽器紹介に使える曲について、
具体例も挙げながら4パターンご紹介しました。
参考になれば幸いです。
また、「楽器紹介でこの曲をやりたいけど、楽譜がない・音がわからない!」
とお困りの方がいらっしゃいましたら、お問い合わせからぜひご連絡ください。
簡単な音取り・採譜であれば、お手伝いいたします!
それでは。