チューバ吹きは低音を積極的に練習しよう

どうも、AKIです。

吹奏楽でチューバを吹いていた中高生のころ、五線譜の下のB♭よりも低い音域はあまり好きではありませんでした。

すぐ息がなくなってしんどいし、吹いても聴こえにくいからです。

でも、今思えばもったいないことをしていたなと思います。

チューバに慣れてきたら、低音を積極的に練習することをオススメします

その低音が出せるのはチューバしかない

なぜなら、その低音域が出せる金管楽器はチューバしかないためです

チューバがいくら高音を苦労して吹けるようになっても、ユーフォニウムやトロンボーンはその音を軽々と出します。

もちろん、チューバらしいサウンドでのハイトーンが求められる曲もありますが、そう多くはありません。

一方、チューバが演奏するような低音域は、他の金管楽器ではまず楽譜に出てきません。

チューバの楽譜にそのような低音があったとき、作曲者は「深みのある、安定した低音をチューバに出してほしい」と思って書いています。

ですから、チューバの最大の特徴である低音を十分に発揮して、自由に表現できるようになるために、低音の練習に力を入れることをオススメします。

オーケストラでは低音が必須

「今は吹奏楽でチューバを吹いているが、将来オーケストラでも演奏してみたい」

そう思っているのであれば、低音の重要性はより高まります

私も、高校まで吹奏楽、大学でオーケストラに所属しましたが、オーケストラでチューバの低音に関して苦い経験をしました。

オーケストラの演奏会で始めて吹いた曲は、ドヴォルザークの序曲「謝肉祭」。

この曲の中間部(6:00~)に、最低音で下のEまで出てくるフレーズがあります。

楽譜はこんな感じ(IMSLPより)。

しかも、

●金管はバストロンボーンとチューバのみ

●音量はppp、pp指定

というオマケ付き。

吹奏楽では、その半音上のFまで出せれば問題ありませんでした。

また、オクターブで分かれて吹くように楽譜に書かれていることも多かったので、最悪オクターブ上の音を吹いてもよかったのです。

一方、オーケストラではこのような低音がそこそこの頻度で出てきます。

しかも、チューバは一曲につき一人なので、自分が出さなければその音はないに等しい。

かなりのプレッシャーでした。

一応、本番までにどうにか鳴らせるようにはなったものの、ほとんど聞こえないし、音もへろへろ。

「もっと低音を練習する必要があるな…」

と痛感した、苦い思い出です。

チューバの低音の指使いと練習の心がまえ

低音域を練習しようと思っても、指使いがわからないと始まりませんよね。

こちらに載っています。

チューバの指使い

吹奏楽で普通に使われるB管の4ピストンチューバであれば、一番上の「4本バルブB♭管の運指表」が該当します。

基本的に、短い音ではなく二分音符や全音符でゆったり練習するのが良いと思います。

●いつものロングトーンの音域を下に広げるようにトライする

半音ずつスラーで音域を下げていく。その際、音色や音量が隣り合う音で同じになっているかを注意する

私はこのような練習を、今も続けています。

一番のポイントは、

焦らず、日々ゆっくりと音域を広げていく

ことです。

トランペットなど他の金管楽器のハイトーンと同じですね。

おわりに

低音は、最初は息がすぐなくなってしんどいですが、慣れてくれば少しずつ吹けるようになってきます。

バンド全体を下から支える面白さも感じられるのではと思いますよ。

それでは。

 
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