植松努さんの「だったらこうしてみたら?」は楽器を教えるときにも持ち続けていたい

どうも、AKIです。

突然ですが、北海道にある「株式会社 植松電機」の代表取締役、植松努さんをご存じでしょうか?

著書もたくさん出されており、少し前には講演動画の配信サイト「TED」にも登場されていました。

(講演動画はこちら)

最近では、子供たちを対象としたロケット打ち上げ教室を開催されています。

これらの活動を通じて、夢を持つこと、夢をあきらめないことの大切さを感じてほしい、とのお考えをお持ちです。

そんな植松さんのお言葉の中で、楽器を教えたり演奏したりするときにも常に心に留めていたい言葉があります。

今回は、それを紹介します。

「だったらこうしてみたら?」

その言葉が、「だったらこうしてみたら?」です。

これと対になるのが、「どーせむり」。

植松さんいわく、「人の自信と可能性を奪う最悪の言葉」です。

確かに、「どーせむり」と言われると、

●「自分には無理かも…」

●「あきらめたほうがいいのかな…」

●「高望みしすぎたんだ…」

という、何とも暗い、嫌な気分になりますよね。

でも、実際にはこの言葉、あることをやったことがない人が、やらない適当な言い訳として使っているだけだったりします。

だからこそこの「どーせむり」という言葉を世界から無くしたい。

そして、代わりに「だったらこうしてみたら?」という言葉を広めていきたい。

それによって、いじめや暴力、児童虐待、果ては戦争だってなくせるかもしれない。

植松さんはそうお考えです。

楽器を教えるとき、演奏するとき。ダメ出しだけになっていない?

一方、楽器を人に教えたり、合奏を指導したりするとき。

ダメ出しの言葉ばかり使っていませんか?

「どーせむり」のように否定的なニュアンスを含んだ表現でなくても、

●「音程/ザッツ/フレーズ合ってない」

●「いつになったらできるようになるんだよ」

●「やる気あるのか?」

というような指摘は、私も聞いたことがありますし、現在も日本各地の吹奏楽部や演奏団体で飛び交っている感覚があります。

あるいは、楽器を練習したり演奏したりするとき、心の中で自分自身にこのような言葉をかけてしまっている人もいるかもしれません。

でも、これらの言葉には、「だったらこうしてみたら?」の視点はないですよね。

たとえば音程が合わないにしたって、考えられる理由は、

●楽器の状態

●奏者の奏法

●奏者の体調や精神面

●奏者が思い描いている音程や音色

●聴き手の耳、先入観

などいろいろありますし、それぞれに応じた「だったらこうしてみたら?」があるはずです。

それを解き明かしていって、奏者が健全に演奏できるようになること。

その結果として、演奏もよくなること。

これが、教える側の務めであり、一番の醍醐味だと私は思います。

もちろん、教える側がすべてを抱えこむ必要はありません。

奏者が「だったらこうしてみたら?」を持って、自分で試行錯誤できるようになるのが、最終的なゴールです。

それでも、楽器をはじめたばかりの人や、自分で試行錯誤する習慣がなかった人に対しては、やはり教える側がある程度フォローする必要があると思います。

問題点を指摘するだけでは、最終的に奏者が「どーせむり」になってしまいます。

「だったらこうしろ」ではない

一方で、私も今後気をつけたいなと思ったこと。

植松さんの言葉は

「だったらこう『してみたら?』」

という提案であって、

「だったらこう『しろ』」

という強制ではないんですよね。

私も、こういう口調で物を言うことはありませんが(笑)、無意識的に、

「◯◯するためには〜の方法しかない」

と思い込んでしまっている節があるかもな、と思いました。

でも、問題に対する理由や原因が複数あるのと同じように、その解決策だって複数あるはずで、人によって相性や向き不向きもありますよね。

その人に応じた「こうしてみたら?」を提供して、うまくいかなければすぐに切り替える。

提案を採用するかどうか、最終的にどうなるかは相手に委ねて、見守る。

そんな柔軟性や寛容さは持っていたいなと思いました。

おわりに

植松さんの言葉を紹介させていただきました。

楽器を演奏したり教えたりする際にも、こんな優しさを持った言葉が広がるといいなと思います。

最後に、植松さんのブログを紹介して終わります。

かつては、こちらのはてなブログで書かれていましたが、現在は更新されていません。

植松努のブログ(まんまだね)

最近はこちらのアメブロで書かれており、比較的頻繁に更新されています。

植松努のブログ

それでは。

 
北海道で金管楽器のためのレッスンをしています。 詳しくはこちらをクリック!
 

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